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一條 和生
徳岡 晃一郎

東洋経済新報社

グループ:Book

ランキング:189446

価格:¥ 2,520

ポイント:25 pt

発売日:2007-02

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カスタマーレビュー

シャドーワークとはなんなのか結局わからず  (2007-08-31)
シャドーワークということばをつくったイヴァン・イリイチによるその定義は 「無報酬とされている仕事だが,何らかの経済行動の基盤を維持したり,支援したりするために不可欠な仕事」 だという. 本書の著者はシャドーワークをはっきり定義していないが,「上司の指示を待ったり,事前に相談したり,または許可を受けるようなことをせずに,自発的な非正規の行動を起こすこと」 がシャドーワークだと書いている. これはイリイチの定義とはあきらかにちがっていて,しかも,とくに 「非正規の行動」 というところがあいまいである. 本書でとりあげられている例をみると,著者がいう 「シャドーワーク」 には無報酬のものもあり報酬があたえられているものもある. また,仕事じたいも経済的に支援されているばあいとそうでないばあいとがある. 無報酬だったり支援されなかったりするときは,その 「仕事」 と会社との関係はよわくなるとかんがえられるが,本書では会社との関係がつよいケースばかりがとりあげられている. 私にはとりあげられている例の大半は本来のシャドーワークにあたらないようにおもえる. はっきり定義されていないことからもわかるように,著者にとっては実はシャドーワークという概念はたいした意味をもっていない,むしろ仕事における自発性に興味があるのだとかんがえられる. シャドーワークそのものに興味があった私は失望させられた.

追記:
仕事における自発性に興味があるのなら,NPO に関する話題をとりあげるとよいようにおもえる. しかし,本書ではこれもとりあげられていない. あまりに視点がせまいといわざるをえない.

ボトムアップな世の中になりつつあります。  (2007-04-09)
 本格的な個の時代を予感させる一冊です。前例に捉われず常にカイゼンし続ける社員を育成、維持できる企業が成長します。先輩は後輩にうまいやり方ではなく、うまいやり方を見つける方法を教えることです。世の中がどんどん生物チックになっている気がしました。

目に見えない世界  (2007-04-03)
シャドーワークとは、「無報酬とされている仕事だが、何らかの経済行動の基盤を維持したり、支援したりするために不可欠な仕事」。

会社での公の仕事ではなく、評価対象とならないにもかかわらず、個人が自発的に、問題意識を持って行動することによって生まれるもの。

言われたことをやるのではなく、自ら問題意識と高い志を持って行う。
仕事と関係のないことや、社外の人とも積極的に接触を持ち、新しい物を取り入れていく。

そういった例が、グーグル、スタバなどを始めいろいろな実例を使って説明されています。

ただ、話の内容は、著者(2人の共著)のうちの一人が参加する研究会の身内話的なものになっており、週刊誌の特集記事のような軽さが引っ掛かりました。

第一章において、インターネット調査をもとにした分析が行われていますが、これも、切り込み方がやや恣意的な感じがしました。

著者が まえがきで記しているように、今後、さらに幅を広げた、いろいろな角度からの研究を期待します。

中高年よ、読め!  (2007-02-18)
あるようで無かったこの分野の良書の嚆矢。マイクロマネジメントにのみ終始する一部の団塊世代の無能管理者に読ませたい(読まないだろうけど)。事例についても、良い意味で「当たり前のことが、平易に書かれてあり」ます。ちょっと荒削りの印象もありますが。実は、本屋で見つけたばかりで、まだ熟読していないので再度レビューします!!(それでも評価の星5つは、変わらないと思います。)

アイデアの具体例が参考になりそう  (2007-02-12)
様々な企業の取り組みに関する事例が豊富に掲載されていて面白い。アイデアを膨らませる事例としてIDEOが取り上げられているが、その一つに「雑誌の講読とネットサーフィン」がある。普通の会社では、コスト削減、就業中に怠けている、などと言われることが、IDEOでは奨励されている。業種や職種によってやり方は異なるだろうが、こうした簡単に出来る工夫を、どの会社でも取り入れてみる価値があるだろう。経営の効率化が叫ばれるようになって久しいが、無駄をなくすことばかりが先行し、活力の源泉である”遊び”の部分がだんだんと失われてきているように思う。この本は、そんな”遊び”を取り戻すヒントになりそうである。

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