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アイテム詳細

Sergej Kopcak
Recorded Sound
Dmitry Shostakovich
Vladimir Ashkenazy
NHK Symphony Orchestra
Royal Philharmonic Orchestra
St. Petersburg Philharmonic Orchestra
Joan Rodgers

Decca

グループ:Music

ランキング:-

価格:¥ 11,714

ポイント:117 pt

発売日:2007-07-10

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カスタマーレビュー

ついに完成しました!アシュケナージによる全集  (2007-07-22)
ついに中座しかけたこのアシュケナージによる全集が完成したのは大変感慨深い。加えて、未収録曲のNHK交響楽団との録音により完成をみたのは、このオーケストラにとっても記念すべき里程標となるに違いない。(ただし、なぜか第4交響曲はロイヤルフィルとの録音があったのに、NHK交響楽団との録音に置き換わっている。私としては、ロイヤルフィルの録音を全集としては用いて欲しかった〜そうすればNHK交響楽団との録音は単品で購入しただろう)。

「ヴォルコフの証言」以後(証言それ自体の真偽のほどはさておいて)、ショスタコーヴィチの、特に「交響曲」を演奏する場合は、作曲者の体制下での葛藤をどう表現するかに注目が集まるようになった。もちろん「ショスタコーヴィチの作中での体制賛美は、逆説的」というヴォルコフ認識(とごく簡単に書かせていただきます)は、証言の真偽によらず、大いにありえると思う。しかし、アシュケナージのスタンスには、そのような「囚われ」がなく、純音楽的アプローチに徹している。この人が振ると、政治的な色が薄くなり、それが私には好ましい。元来センスがいいのだし、それだけで音楽を作った割り切りは潔いと思う。「ヴォルコフとか・・・いろいろあったけど、それはそれだよ」という感じです。そのメッセージって案外、大切なのでは?伝える価値、絶対ありますよ!と思わず応援。

第5番、第8番、第10番ではサウンドのバランスがよく、急速部の足並みのよさが印象的。金管の音色がいつもより柔らかめなのがユニークで、それが音の彩に馴染んでいる。サンクトペテルブルクフィルとの録音となった第7番と第11番ではオーケストラの音色自体が抜群で、しかも必要以上の恰幅を求めないスマートさがよい。いわゆる「現代的」ショスタコーヴィチだ。第1番、第6番、それにバルシャイの編曲による室内交響曲(原曲は弦楽四重奏曲第8番)や祝典序曲も好演で、部分的にソフトフォーカス気味なサウンドを交えるあたりが巧みで、聴き心地がよい。NHK交響楽団との3曲については、それぞれの単発売の個所で触れたい。個人的にはヤンソンス盤、バルシャイ盤とともに、「今の全集」として、とても価値の高いボックスセットだと思う。

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