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ワーナー・ホーム・ビデオ
グループ:DVD
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価格:¥ 2,625
発売日:2002-09-06
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レビュー(Amazon.co.jp)
???爆破テロにより、目の前で愛する妻子を殺されてしまったLA消防庁の隊長ゴーティ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、事件の捜査がなかなか進まないことに苛立ち、ついにテロリスト集団が潜伏するコロンビアへと旅立っていく。
???このところSFがかった変化球アクション映画出演の多かったシュワちゃんが、久々に正統派(?)路線に戻った大作で、そのせいか今回は1980年代シュワちゃん映画に顕著だった強引なアクションのテイストがいっぱいだ。2001年9月のNYテロ事件のあおりを受けて、公開が半年ほど延期されるという憂き目にも遭ったが、逆にそれが宣伝となって本国アメリカでは大ヒット。監督は『逃亡者』などのアンドリュー・ディヴィス。(的田也寸志)
カスタマーレビュー ![]()
色々な意味で思い出深い作品
(2008-11-29)
忘れもしない、2001年の9月9日まで、ロサンゼルスへ遊びに行っていた。ウエストハリウッドやブロードウェイ(LAにもBWがある)には本作の超大看板がそびえ立ち、スーパースターの最新作であることを告げていた。しかし、帰国して2日後に911があり、世界観は一変した。この年まではパラマウントもソニーも開放的なスタジオだったのに、以降激烈に警備が厳しくなった。ソニーやMGMも正面玄関の写真を撮っていただけで社員がスッ飛んでくる物騒な国になってしまったのだ。911当時、LVへ移動した知り合いはしばらく帰れなくなった(苦笑)。そんな中、本作の公開延期がニュースになったので、ある種の閉塞感を覚えた記憶がある。作品はまあテロに関連すると言われればそうだが、テロに若干の犠牲は付きものという姿勢はアメリカにおいて911以前も以降もあまり変わらない。公開延期もプロパガンダの一環かと思ってしまう「怪しさ」が911にはあった。色々な意味で思い出深い作品である。
社会派アクションの中でも非常に楽しめる映画
(2008-10-13)
この映画の評価は結構分かれているが、自分としては非常に楽しめるものであった。この映画に不満の人の意見を見ると、「なぜゲリラのテロ行為は許されず、シュワちゃんの行為は許されるのか」というもののようである。他にも、体が鈍ってきたとか主観的で評価たりえないものもあるが。
しかし、この映画をよく見れば、ゲリラのテロ行為とシュワちゃんの行為は峻別することができることが分かる。ゲリラの行為は、ただの憎しみに起因するものにすぎない。そして、反社会的行為の繰り返しのみで、何も問題は解決しない。ゲリラの不満は、自国の政府に訴えるべきものだからである。一方、シュワちゃんの行為は、動機は憎しみだが、その個人的動機がひいてはアメリカに対するテロ行為を防止する役割も担っており、不当な動機が適法な動機にすり替わっているため(後半から判明してくる)、結局、シュワちゃんの行為は正しいということになる。
しかし、この映画で最も重要なことは、テロリストとアメリカの戦いを描きたかっただけにすぎないということである。そして、アメリカのヒーローが、シュワちゃんであるということである。したがって、シュワちゃんの復讐を目的とする行為自体、テロリストとの戦いのただの伏線ないし布石にすぎないという点を見落とすと、なぜシュワちゃんの行為はテロリストらと違うのか、という批判的発想になってしまうことになる。
ちなみに、アクションはそれほど派手でもないが、リアリティーがあり、迫力はなくても逆に迫真はあったし、映画の中にちりばめられた人間模様や登場人物のせりふなど、諸々の要素がうまく相まって、映画として非常に楽しめるものだった。
シュワの映画なので安心して見れます。
(2008-01-07)
公開直前9・11が発生して急遽延期の憂き目に合ってしまったが予告編で「禁断の映画」と宣伝するほど禁断の映画ではなかったように思います。この映画のテロ事件よりはるかに現実の方が大きなテロ事件が起こってしまったのでちょっと分が悪いのは否めません。
監督は「逃亡者」や「沈黙の戦艦」を監督した人。ジョン・レグイザモもチョイ役ながら好演してます。テロの首謀者が女だと分かった辺りからこの監督の演出が冴えてきます。
しかしシュワルツェネッガーの老いは隠せませんね。映画館で観ましたけどパンフレットは買わなかったので(つまり面白さがイマイチと言う事)星4つにはできませんでした。彼はこの先どういう映画を作っていくのだろう?結局彼は「T3」を強引に作り上げ州知事になってしまいました。州知事を終えたら再び映画界に戻ってくるのか?
テロ報復もテロ(ネタバレ)
(2003-12-09)
注「ネタバレ」が含まれています。
先日米軍はアフガニスタンを空爆し,子ども9人が犠牲となりました。米国にとって,それは「コラテラル・ダメージ(仕方のない犠牲)」というものです。
この映画は映画としてはB級ですが,その主張には驚きました。9.11テロ事件のために公開が延期になった理由はてっきり「残虐なテロシーン」かと思っていたのですが,そんなシーンはこの映画にはなく,延期になった理由はこの映画の「米国政府批判」だと思われるのです。
この映画の主張は驚くべきことに「テロに対する報復もテロであり,そこで殺される多数のコラテラル・ダメージ(巻き添え)がその証拠である」ということなのです。もちろん一般の「テロリスト」は巻き添えを「大義のための仕方のない犠牲だ」とします。しかし報復テロなどを実行する国家にとっても巻き添えになる市民の被害は「仕方のない犠牲」なのです。アフガン爆撃やイラク攻撃を見てもそれは明らかですが,それはテロリストの論理なのです。
シュワルツェネッガー氏はアクションスターで単純な「正義と悪」が似合っています。だからこの映画を観ると「これではまるでシュワちゃんがテロリストだ」と思われるかも知れませんが,それは間違っていません。
テロリストにも子どもがいます。子どもにとって親を殺されることは「コラテラル・ダメージ=仕方のない犠牲」なのでしょうか。子どもの両親を殺した主人公は子どもを引き取るという答えを出します。それはかつてガンジーが出した答えと同じで,テロの応酬を越える未来がここにあります。
ラストで米国大統領は主人公に最高の勲章を与えようとします。しかし主人公は沈黙を保って映画は終わります。テロは表彰されるものではないからです。
この映画を観てもシュワルツェネッガー氏がどんな政治家となるのかが,とてもたのしみになりました。
複雑な気持ちにさせられる一本
(2003-02-20)
テロにあった消防士が、単独で復讐に挑むというシュワルツェネッガー出演作品によくあるストーリー。
9.11テロ前なら、単純にこの映画を楽しめたが、この映画を見て、テロについて考えさせられた。
シュワちゃんがやっていることも、テロそのものだからだ。
「なぜ、この映画中のテロリストは許されず、シュワちゃんは許されるのか?」
この疑問にはこの映画は答えていない。
逆の視点でこの映画を見ると、シュワちゃんがテロリストになってしまうのだ。
また年老いて動きの鈍いシュワちゃんのアクションが哀しく見える。
公開されたタイミング。ストーリー展開。シュワちゃんのアクション。そのため、アクション映画の爽快感を感じさせず、複雑な気持ちにさせられた作品だ。

