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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

グループ:DVD

ランキング:30833

価格:¥ 4,179

発売日:2007-11-02

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フリーダム・ライターズ

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フリーダム・ライターズ オリジナル・サウンドトラック

レビュー(Amazon.co.jp)

“影響を与えてくれる教師”というテーマにはうんざりと思われるかもしれないが、『フリーダム・ライターズ』は教師と同じように生徒のことも強調したために、成功している。エリン・グルーウェル(ヒラリー・スワンク。『ミリオン・ダラー・ベイビー』、『ボーイズ・ドント・クライ』)はカリフォルニア南部のハイスクールに赴任する。無邪気な楽天主義で前途洋々としていた彼女だが、荒れた教室では、自分のまっすぐな気持ちだけでは容易に勝てないとすぐさま悟る。生徒たちと心を通じ合わせようと何度か試行錯誤を繰り返したのちに、グルーウェルは生徒たちに自分の生活について日記を毎日つけるという宿題を課す。生徒たちはおもしろ半分で日記を書くようになるが、この日記のお陰で次第にたがいに心を開き、人種的な対抗心を捨て去るようになる。こうした展開は先例もあった。本作よりうまくできているものも、本作のほうが優れているものもある。『フリーダム・ライターズ』はこの生徒たちの刊行された日記から大部分の題材を引っ張っているが、(大半は)飾らないセリフと、ステレオタイプではなく個々の正確を強調する指示、キャスト全員の的確な演技のおかげで、この物語を新鮮で純粋なものに見せている。スワンクは手堅い仕事をしているが、目を引くのはエイプリル・リー・エルナンデスである。ギャングから嘘をつくように望まれ、無実の少年を刑務所に送ってしまう少女だ。そして、グルーウェルの正統ではない成功を軽蔑する教師役のイメルダ・スタウントン(『ヴェラ・ドレイク』)。また、パトリック・デンプシー(『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』)、スコット・グレン(『ライト・スタッフ』)など強力な若い俳優たちが数多く出演している。(Bret Fetzer, Amazon.com)

カスタマーレビュー

自分を諦めない  (2008-07-03)
この映画が教えてくれたことは「自分を諦めない」こと。
何度も何度も境遇に負けて将来を諦めようとする生徒達。めげずに毎度強く引き戻すエリン。

終盤辺りに自己採点をするという課題が出されるシーンがあるんですが、
立ち直りかけていたある生徒が、身内がトラブルを起こし警察沙汰に巻き込まれ「どうせ俺なんて…」と挫折しはじめ、DかE判定をつける。その判定に「どういうこと?これは私に対する侮辱よ!!」
と再提出を言い渡す。
確か、あなたを信じる人に対する侮辱。自分を諦めないで。というような事を言うんですね。
その眼差しの強さに生徒は泣きながら思い直す。


その思いの強さに、思いを受けた生徒達の変わっていく姿に、感動して頭がどうにかなるんじゃないか、というぐらい涙しました。


これが実話だなんて…!!!

観終わった後に友人・知人ひとしきりに観るように勧めてしまいました。

それ程素晴らしい作品でした。


「格差と教育」論として読む  (2008-06-15)
アメリカでは人種により、教育的姿勢がおおきく異なるというのはよく言われる話だ。たとえば、黒人をはじめとするマイノリティの子どもたちの学業達成の低さを、再生産論で説明することができるかもしれない。しかしそれはある種の決定論であり、マイノリティの子どもたちを社会の中の劣位に位置づけてしまうまなざしを生じてしまいかねない。
エリンは、マイノリティの子どもたちの可能性を信じ、かれらの壮絶な日常に心を痛めながらも、決してかれらの可能性を疑わなかった。かれらはできる、普通の子なのだ、と。
この映画からは、「できない」子どもの可能性を奪っているのはかれらをまなざしている私たちではないのか、と問われている気がする。できない子ども、素行の悪い子ども、暴力にまみれたを目の前にして、どれ程の人が、それでもかれらの可能性を信じ続けることができるだろう。それはとても困難なことであると思う。
教師と子どもという関係にとどまらず、他者の中にある何かを信じぬこうとする、タフで純粋な思いが、他者の「扉」をこじ開けることができる。そんな美談をもう一度信じてもいいのではないかという気にさせてくれる。もちろんそれは美しいことだが、難しい。しかしそのようなまなざしを他者に向けることのできる人間が生きる社会は、きっと優しい社会になるだろう。



根深いレイシズムへの、アプローチの一つとして。  (2008-05-27)
私が一番嫌うもの。レイシズムだ。
この映画は、アメリカの高校で、黒人、白人、東洋人、ラティーノなどの人種が、激しく高校内、地域で対立し、校舎内も連日のように荒れる。そこに若き新人教師が、乗り込んでいく話だ。アメリカの人種差別は想像以上で、あっという間に打ち合いになり、仲間が撃ち殺されていく。人種同士群れて、集団で抗争を繰り返す。教室内でもそれは日常的に行われ、教師も手に負えない。兄が刑務所へ、親は虐待、貧困、映画はさらりと触れているが、それが日常だろう。

この教師はどう取り組んだか。

日記を書かせ、スペースを少しあけた後、ユダヤのホロコースト記録館に連れて行く。そこでは、ヒトラーがユダヤ人に対して行った最大の人種差別政策、大量殺人が行われた記録だ。子ども達は、自分と似た境遇の時代を発見する。そして教師は「アンネの日記」を全員に持たせる。寄付を募り、アンネをかくまった老婆を実際に呼んでしまうのだ。ここに至って、生徒達は互いへ敵意や偏見を無くし、話すようになる。たが教室を出て地域へ帰ると、またレイシズムの世界。生徒達は苦悩する。だが、変化が起きてくる。人種差別に対して、どういうアプローチをするか観ていたが、ホロコーストの概念を入れるといるのは大胆で聡明な教師だ。生徒は今のレイシズムの社会が過去にもあったことを知る事で、謙虚になれた。相手の人種が同じ人間だと認識することができる。それまでは敵でしかない。この教師は教室を変えた。学力も伸ばした。だが、地上にはまだいくらでもレイシズムは残っている。日本にいては感じないが、外国では私は、japだ。その差別を体験すると、この教師の試みがいかに大胆かわかるだろう。人間を同じ人間と見れない社会がいかに多いか。

日本でも将来に起こる移民の問題、今も深くある人種の問題を考えさせられる。実話。

リアリティがピリピリ、まったく退屈せずにドキドキの120分、感動  (2008-02-11)
この話は、実話なのだそうだ。同名のペーバーバックと日本語訳が出版されている。

あえて日本で言えば、スクールウォーズという感じなのだが、日本の場合は、ただ単に落ちこぼれ生徒の目の輝きをどうやって取り戻すかという話だが、LA郊外を舞台とするこの物語は、黒人、白人、黄色人種、ヒスパニックという複雑な人種の問題が高校の203教室を舞台に新任教師の奮闘という形で表現されていく。

非常に表層的な知識しか持たない私は、かつてはアメリカでも黒人の人種差別の問題があったが、奴隷制の廃止やキング牧師の活躍などにより、最近ではオバマさんが大統領候補として善戦しているぐらいだから、ほとんど人種差別問題はベースとしては解決しているのだとばかり思っていた。

そういった生ぬるい考えを、実話というリアリティを持ってバッサリと斬り捨てる役割を果たすのがこの映画である。人種内の対立が際立っているどころか、一歩校舎の外に出れば、ギャングとドラッグが横行するやるかやられるかの一触即発、まさしく殺し合いの危険な世界である。教師のミズGが生徒に「この中で、ギャングに友達を殺された人はいる?」という質問に生徒のほとんどがYesと答える。じゃあ、2人以上殺された人は・・・4人を超えてもまだ該当者がいる。その現実の厳しさにミズGは言葉を失う。生徒たちも、改めて現実の厳しさを感じ取る。

1冊のノートがこの過酷な現実の中で奇跡を生み出していくが、ミズGの一貫した真摯な姿勢と行動力は、深く胸を打つ。

この映画は、他民族、複数人種が共生していくことの難しさとその克服の可能性について果敢に語っている非常にリアリティのある作品である。興行時の成績がどうであったかは知らないが、観る価値がある映画だ。僕はあまりにも物事を知らな過ぎた。

情熱と愛に感動!  (2008-01-20)
面白かった!素晴らしかった!

実話です。ロサンジェルス暴動の2年後の1994年。カリフォルニア州ロングビーチの公立高校に、若く、教師一年目をまさに始めようと、正義感と情熱に満ちた国語教師エリン・グルーウェルが赴任してきた。犯罪、ギャング化した高校生の人種間対立、そして、その暴力、根本にある貧困。人生に生きがいを見出せないでいる生徒たち。学ぶことや、生きることについての価値という基本的な部分で、教師と生徒達の溝は深い。更に、その他の教師達の無理解や、私生活の崩壊など、彼女の置かれる状況は、厳しい。

そんな中でも、生徒達の置かれた状況を、どうにかして、打破していきたい、生きる意味を見出して欲しいと、願うエリン。日記に「自分の気持ち」を書くことを生徒達に提案する。そして、ホロスコープを題材にした授業では、戦争という暴力の中で、差別され、中には、助けようとした人たちの存在、強制収容所での生活、少女が生きた証であるアンネの日記などを教材にし、生徒達も、共感し、絶望の中にも、生きる希望、そして、社会の中で、学ぶという新しい世界への道を切り開いていく。。。

これが実話であることが、本当に、驚かされます。豊かな国アメリカの一部は、こうも、荒廃し、暴力が蔓延している。その状況を、一人の力でないとしても、若い女性国語教師が、素晴らしい情熱と愛も持って、彼らを導く姿は、感動の一言。

教師役のヒラリースワンくの演技力は、問題なく、素晴らしいし、生徒役の演技もとても良いです。脚本も、演出も、リアル感を大切にしている点が、好感です。

調べてみると、彼らの実際の本が、翻訳版が出ています。「フリーダム・ライターズ」。そこには、4年間の全ての日記が書かれているようで、こちらの方も、かなり気になります。読んでみようと、思っています。

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