アイテム詳細
ケンメディア
グループ:DVD
ランキング:603
価格:¥ 3,899
発売日:2008-10-31
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カスタマーレビュー ![]()
盛者必衰のドイツ軍を最も魅力的に表した映画
(2008-12-24)
1942年、破竹の勢いで好調に進撃を続けていたドイツ軍。
主役となる部隊も、アフリカ戦線で優勢なイギリス軍を打ち破ってきたエリート部隊。
オープニングは温暖で豊かなイタリアの海岸から。規律正しい勲章受賞シーン、軍楽隊の演奏、ピシッと整列した規律ある兵隊。
そして東部戦線に送られ負け戦になり、規律どころか、飢えや寒さから生き延びるだけが目的となる。その落差・・・
強くてテクノカットでカッコイイドイツ軍から、ボロボロの防寒着に無精ひげのドイツ兵にと変わる。盛者必衰。
最後の雪原シーンでは、死んだ中尉を抱きかかえたロロが下を俯いて「星に手が・・・届きそうだ」といって動かなくなり・・・そして2人の遺体は吹雪の中で雪に埋もれて白くなっていく・・・そこに重苦しく悲しげなメインテーマがかぶさる。
実際に史実でも、スターリングラードから友軍戦線まで脱出しようとしたドイツ兵は数多くいたが、多くは雪原の中に消え、たった一人しか友軍戦線にまで辿り着けなかった。そしてその一人も収容先の野戦病院に落ちた砲弾の直撃を受けて死んでしまった。映画は実際にあった悲劇。
そしてソ連軍に降伏した9万の兵もたった6千人しか生き残れなかった。
その史実を知っていて映画を見ると更に悲しくなる。
スタリングラート通なら納得
(2008-12-11)
私はウォーゲームが趣味で、そのためにこの映画を見ました。当時の背景とか戦況がわかっていないと、イマイチ面白くないかもしれません。単純に”映画の出来”で判断してしまうと、いい映画は外にたくさんあると思います。もし自分がこの突撃工兵中隊の一員だったら・・・いったいどういった行動をとるだろうか・・・。
ドイツ兵がドイツ語を話す映画。そして、東部戦線
(2008-12-07)
戦史にその名をとどめるスターリングラード攻防戦における独第六軍の壊滅を描いた、知る人ぞ知る名画の待望のDVD化です。久しく絶版だったので今まで視聴は困難でしたが今回狂喜した方々も多いのでは?雪のないスターリングラードでワシーリー・ザイツェフが大活躍する2001年製作の”あの”珍映画に失望された方々は必見です。ソ連軍包囲環の完成後補給も無く、軍規も崩壊し、最後の脱出地であるピトムニク飛行場陥落の状況描写は、ドイツ人ならずも涙なくして見られません。
甘美な戦争ファンタジーではない
(2008-11-28)
小道具、大道具共にリアル路線で映画というより戦記フィルムに近い出来ながら、組織に属する様々な人物像がうかがえ映画としての体は成していると思います。士官学校出たての少尉や新兵、新米をバカにするベテラン、拠点奪取しか頭にない将官、戦争を楽しんでいる副官等々。リアルと言うのは英雄的行動も妻持ち工兵がミスの詰め腹切らされ後続の踏み台になる場面であり、某映画のように拳銃を撃ったら戦爆の救援が来るなどと言う甘っちょろい物ではないということ。命掛けの給食配布やアフリカ戦線で見られたような一時停戦、下水道を使っての脱出の試みなども徹底的にリアルでした。ラジオ放送の場面でも、都市の奪取よりもソ連軍の撃滅や資源確保に重点を置いたヒトラーの戦略に反し将軍たちは都市攻略にこだわった両者の齟齬、その現実を押し付けられている最前線の兵士たちとの差異も印象的でした。これに比すべきリアルな映画はUボートやヒトラー最期の12日間ぐらいしか思いつきません。
極寒の中での絶望感
(2008-11-27)
ドイツ軍兵士の視点で描かれたスターリングラードの戦い。
かなり掻い摘んでいるが、史実に沿った展開となっている。
ハリウッド製「スターリングラード」はスナイパーに焦点を絞っていたので背景まで分からなくても楽しめるが、
こちらの作品は、それなりに背景が分からないと難しいかもしれません。
1942年ドイツ軍の攻勢の矛先は資源豊かなロシア南方のコーカサス地方と、その中継地の要衝スターリングラードになる。
特にヒトラーは指導者の名を冠した街の奪取を望んだため、ドイツ第6軍のほぼ全勢力を投入する。
当初、ドイツ軍の攻勢は隣接ブロックの奪い合いとなる壮絶な市街戦に巻き込まれる。
そして、冬の訪れと同時に始まるソ連軍の大攻勢。
ドイツ軍は包囲され、それを救出するための反撃作戦も失敗に終わる。
ドイツ軍はソ連軍に圧迫され、飛行場も奪われ、再び瓦礫の市街に押し込められる…。
このような背景の中で、多くの兵士が命を落としていく。
好戦的な映画が作れない国内事情もあるが、自虐的であり反戦色も強い。
実際そうだったのかもしれませんが、高級将校の描き方はやりすぎな気も。
最近の戦争映画が客観的に見せる物が多いので、反戦的な描写がくどく感じるかもしれない。
公開当時、映画館で観て以来だが、ようやくのDVD化。
見る価値は十分あります。

