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Mcgraw-Hill Ryerson Ltd
グループ:Book
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価格:¥ 870
発売日:1986-06
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カスタマーレビュー ![]()
NHK放送“Road to Avonlea”原作となった本の一つ
(2006-07-26)
「ストーリーガール」とのタイトルとは裏腹に、主人公はストーリーガ
ールことサラ・スタンリー1人ではなく、その従兄弟そして友人を含む
プリンス・エドワード・アイランドの子供8人全員が主人公の物語。
十数年前に初めて本書を手に取った時は、“アン”シリーズで魅せら
れたモンゴメリとプリンス・エドワード・アイランドの世界に少しでも
また浸りたい!!との思いで、「またアンのような素敵な主人公がいるか
な?」と期待したが、良い意味で裏切られたように思う。というのも、
この小説にはアンやエミリーとはまた全く違った世界があるからだ。
本書は、ストーリーガールであるサラの従兄弟の一人、べバリー少年
が一人称で淡々と8人の仲間たちとの日々を語る形で、読者を物語に引
きこんでくれる。サラのストーリーテリングが登場する際には具体的な
描写が控えられ、私たち読者一人一人の想像に委ねられる部分が大きい
ので、著者のくどい説明に興醒めすることなくサラの表情や仕草を自由
に思い描くことができる。
サラ以外の登場人物もそれぞれが魅力的で、優しいシシリー、美しく
てちょっと偉そうなフェリシティー、思い込んだらとことんのピータ
ー、そして落ち着いた少年べバリーが私は特にお気に入り。
わくわくするようなエクサイティングなエピソードこそ少ないが、プ
リンス・エドワード・アイランドの世界に安心して飛び込んでいける楽
しい作品なので、モンゴメリファン、PEIファンの方には特にお勧めし
ます。
ストーリー・ガールが語る言葉の魔力
(2003-04-08)
父親がリオデジャネイロに転勤するため、プリンス・エドワード島にあるカーライル村の親戚に預けられたベバリーとフェリックス兄弟。そこでは、同年代のいとこやその友達が、二人を暖かく迎えてくれるのだった。自然の色彩豊かなカーライルでは、一見平凡ながらもスリルとドラマ、そして笑い声に満ちていた。・・・
『赤毛のアン』の著者であるルーシー・モンゴメリの作品だけあって、この物語でもプリンス・エドワード島の自然が描写されています。何よりも魅力的なのは、個性豊かな子供たちです。ひょうきんでウィットに富むダン、美人でプライドの高いフェリシティー、優しくて物静かなセシリー、フェリシティーにベタ惚れの雇い人ピーター、とにかくよく泣くセアラ・レイ、誠実なベバリー、その弟で真面目なフェリックス、そして愛称が「ストーリー・ガール」のセアラ・スタンリー。彼女が話すエピソードはホラー、ロマンス、冒険など様々なジャンルで、日常的な出来事も彼女にかかればドラマになります。読んでいるだけでストーリー・ガールが語る言葉の魔力にかかり、他の子供たちと一緒にハラハラドキドキさせられます。まさにアンと同じ、外見はそんなに美人ではないけれど、内面から輝きあふれる魅力で人々を虜にする、そんな少女です。

